研究活動ニュース
薬学部の衣斐 大祐 准教授が、「2024 TSBPN-JSNP Academic Exchange Award」を受賞しました。
「TSBPN-JSNP Academic Exchange Award」は、台湾生物学的精神医学神経精神薬理学会(TSBPN)と日本神経精神薬理学会(JSNP)の年会に、所属会員を相互に招聘することを目的として創設されました。神経精神薬理学分野において十分な研究業績を有し、今後の活躍が期待される45歳以下の神経精神薬理学者が対象となり、臨床および基礎研究から毎年各1名、計2名が選出されます。
2024年は基礎研究において、衣斐准教授が受賞することとなり、2024年8月24~25日に台北で開催された「台湾神経科学会2024」において、受賞講演を行いました。
近年、シロシビンやLSDなどのサイケデリックスが、大うつ病性障害・難治性うつ病・不安症・依存症・摂食障害など、さまざまな精神疾患に対する治療効果を有することが発表され、世界中で臨床応用が試みられています。衣斐准教授は、受賞講演において、サイケデリックスの精神疾患治療に関わる脳神経基盤についてこれまでの報告を概説し、さらに最新の研究成果を紹介しました。
衣斐准教授へのインタビュー「研究成果トピックス-科研費-」は下記からご覧いただけます。
幻覚作用と抗うつ作用の発現メカニズムを解明したい
https://sangaku.meijo-u.ac.jp/topics/topics-1615/