研究活動ニュース
名城大学カーボンニュートラル研究推進機構は、コアメンバーによる第3回研究交流会を2023年9月4日(月)に対面で開催しました。当日はコアメンバーを中心に25名が参加しました。
コアメンバーは、当機構の3つの研究グループ「政策」「環境」「新素材」のいずれかに属している本学の研究者で構成され、その研究分野は多岐に渡っています。この研究交流会は、研究分野や学部の垣根を越えてコアメンバー間の相互理解を深め、メンバー同士の交流の促進を図ることを目的に昨年2022年度から開催されており、今回で3回目となります。
はじめに、小高猛司副機構長(理工学部・社会基盤デザイン工学科・教授)が「前年度2度開催した研究交流会では、コアメンバーがそれぞれの研究内容を発表した後、非常に活発なディスカッションがあり、このなかから新たな共同研究が生まれそうな様子が大いに見て取れた。カーボンニュートラル研究推進に向けて、今年度はぜひコアメンバーのコラボを生み出したいと考えている。」と口火を切りました。
続いて、今年(2023)年度から新たに当機構に参加したコアメンバーのうち、本研究交流会に参加した4名から簡単な自己紹介がありました。
【政策グループ】都市情報学部・都市情報学科 水野隆文教授
【環境グループ】経営学部・国際経営学科 東田明教授
【新素材グループ】理工学部・応用化学科 才田隆広准教授、理工学部・応用化学科 永田央教授
次に、各グループリーダーから、それぞれ今後の活動における提案や情報提供を行いました。吉永美香(理工学部・建築学科・教授)環境グループリーダーからは、当機構内における共同研究を促進するため、新たに開始するFS共同研究公募についての詳細説明がありました。森杉雅史(都市情報学部・都市情報学科・教授)政策グループリーダーからは、外部資金申請の案内を含めた共同研究プランの提案がありました。内田儀一郎(理工学部・電気電子工学科・教授)新素材グループリーダーからは、研究成果の発信手段として、積極的なプレスリリースの推奨がありました。
後半は参加者によるフリーディスカッションを行いました。普段なかなか交流する機会のない異なる学部・研究分野の研究者が、それぞれの目線で「カーボンニュートラル」をキーワードにリレー形式で議論を交わしました。
最後に大野栄治機構長(副学長・都市情報学部・都市情報学科・教授)が「昨年度発足したカーボンニュートラル研究推進機構は、『推進』という言葉が入っているように、このような研究交流会を通じて研究者をリクルートしたり、共同研究のチーム作りを後押ししたりするような機会を積極的作っていきたい。そのようにして出来たチームに対して、積極的に研究費を提供し、カーボンニュートラル研究の拠点を作ること、およびカーボンニュートラル研究についての総合的なマネージメントが当機構の任務だと考えている。今後も継続的にこのような研究交流会を開催したい」と述べて閉会しました。
次回は11月に開催を予定しています。
当機構の位置づけと役割および各グループの紹介
カーボンニュートラル研究推進機構
https://sangaku.meijo-u.ac.jp/carbonneutral/
<開催レポート>カーボンニュートラル研究推進機構 第1回シンポジウムを開催(2022/10/10)【後編】