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【採択研究紹介】スイゼンジノリが生合成する天然サンスクリーン分子の効率的生産システムの開発

公開日時:2026.05.01
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プロジェクト部門 令和8年度研究成果展開事業費 研究代表者:景山 伯春(理工学部・教授)

研究内容・今後の展望

 本研究は、日本固有の希少なシアノバクテリア「スイゼンジノリ」が生産する新規紫外線吸収物質「サクリピン」に着目し、その効率的な生産技術の確立を目的としています。サクリピンは、紫外線(UVA・UVB)を強く吸収するだけでなく、抗酸化・抗糖化・抗老化など多様な生理活性を併せ持つことから、次世代の天然由来サンスクリーン素材として注目されています。しかし、天然からの抽出量は限られており、安定供給が大きな課題となっています。

 本研究では、スイゼンジノリにおける物質生産の仕組みに着想を得て、酵素反応と化学的手法を組み合わせた独自の生産プロセスの開発に取り組みます。これにより、従来の方法では実現が難しかった効率的かつ再現性の高い生産系の構築を目指します。

 本研究は、天然物化学とバイオテクノロジーを融合した新しい物質生産戦略を提示するものであり、学術的意義に加えて、化粧品や健康機能素材への応用など産業的展開も期待されます。持続可能な天然由来機能性素材の創出を通じて、健康・美容分野への貢献を目指します。

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