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- <イベントレポート>T-GExリトリート合宿に髙橋 香苗 助教と野崎 佑典 助教が参加(2025/9/1-2)
2025年9月1日(月)~2日(火)T-GEx(*)令和7年度リトリート合宿が、JRゲートタワー カンファレンス(名古屋市中村区名駅)で開催されました。
本学からはT-GExアソシエートとして参画している、人間学部の髙橋 香苗 助教と情報工学部と情報工学科の野崎 佑典 助教の2名が参加しました。
*T-GExについて
T-GEx(世界的課題を解決する知の「開拓者」育成事業:Tokai Pathways to Global Excellence)は、名古屋大学を代表機関、岐阜大学を共同実施機関として、若手研究者が大型の国際的・学際的研究プロジェクトを牽引するPIや、産学連携や起業を国内外で活発に展開する高度人材など、自らの定める方向で成長していくことを支援し、これにより、次世代に対する「ロール・モデル」を輩出して、人材育成の好循環を作り出していくことに主眼を置いたプログラムです。
本学は、T-GExの構想に共鳴し、発足時から連携学術機関として参画しています。今までに、本学から5名のT-GExアソシエートが活躍しています。本学では、T-GExアソシエートを対象とした独自の支援制度も整備し、若手研究者の活動支援に力を入れています。
T-GExの詳細はこちら
1日目:9月1日(月)
合宿1日目は、10時にスタート!
まずはじめに、幹事から企画の趣旨やプログラムの説明がありました。
1日目のテーマは企画1『世界的課題に挑む新規共同研究の芽を生み出す』。
午前中は、参加者全員によるショートプレゼンテーションがおこなわれました。
自己紹介と研究内容の紹介を通じて、研究者間の交流と相互理解を深めていました。
その後、昼食・休憩を挟み、午後からはより具体的な議論へと移行。
世界的課題の設定、多様な専門性の融合、シナジーの創出、挑戦的な研究の芽を育むことを意識したグループワークが開催されました。参加者は30名を超え、5つのグループに分かれて熱心に議論を展開していました。
その後、各グループの代表者が意見をまとめて発表し、議論の内容を全員で共有しました。
最後に幹事が全体のまとめをおこない、18時30分に1日目のプログラムを終了しました。
参加者の積極的な意見交換と活発な議論が印象的な一日となりました。
2日目:9月2日(火)
2日目は企画2「シーズ共同研究促進に向けた議論」からスタート!
午前中には、これまでにシーズ共同研究に採択された研究者による3つの研究紹介がおこなわれ、共同研究の立ち上げの経緯や得られた知見の共有がなされました。所属や分野が異なる研究者が一つの研究に参画することの難しさや、意外な発見、実際に取り組んでみてわかったことなどについて、それぞれの研究者から語られました。
午後は企画3「産学横断キャリア相談・情報交換会」が開催されました。
参加者は、自身のキャリアプランやライフイベントとの両立の悩み、研究室運営のコツなど、さまざまなテーマについて各グループで率直に意見交換を行いました。2時間にわたる議論の中で、時折笑顔が見られたり、大きく頷きながら真剣に話に耳を傾ける姿が印象的でした。
その後、各グループの代表者が意見をまとめて発表し、議論の内容を全員で共有しました。
最後に、幹事から今回のリトリート合宿への想いや参加者への感謝が述べられ、参加者からも企画への感謝の大きな拍手があり、閉会となりました。
この合宿を通して、メンバーの距離がぐっと近づき、新たな共同研究の芽がうまれる予感がしました。
幹事のみなさん、ありがとうございました!
T-GExでは、「リトリート合宿」「研究成果エキシビション」「国際ワークショップ」などのイベントを実施しており、タスク・フォースを設け若手研究者が主体となって運営しています。
次回の企画もお楽しみに!
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