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<プレスリリース>世界初 液相法での単層カーボンナノチューブ合成に成功 ~単層カーボンナノチューブの安価かつ大量合成の可能性を拓く~(理工学部・丸山隆浩)

公開日時:2024.08.01
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世界初 液相法での単層カーボンナノチューブ合成に成功

~単層カーボンナノチューブの安価かつ大量合成の可能性を拓く~

 

名城大学理工学部応用化学科の丸山隆浩教授らのグループは、液体のエタノール中で単層カーボンナノチューブを作り出す方法を開発しました。高額な装置で作製している単層カーボンナノチューブが安価な装置のみで大量合成できる可能性が高まり、様々な応用展開の加速が期待されます。本研究成果は、2024 年 6 月 19 日(日本時間 20 日)にドイツ化学会の国際誌「Journal of Nanoparticle Research」に掲載されました。

 

【本件のポイント】
・世界で初めて、液体のエタノール中で単層カーボンナノチューブを合成
・気相成長に匹敵する結晶性をもつ単層カーボンナノチューブを確認
・Ir(イリジウム)触媒を用いることで、直径 1 nm 以下の細径の単層カーボンナノチューブを生成

 

【論文タイトルと著者】
タイトル:Liquid-phase synthesis of single-walled carbon nanotubes using Co and Ir nanoparticle catalysts
著 者:Takahiro Maruyama, Karin Nakami, Moeri Sugiyama, Shinya Mizuno, Kamal Prasad Sharma, Takahiro Saida
掲 載 誌:Journal of Nanoparticle Research
DOI:https://doi.org/10.1007/s11051-024-06047-7

 


 

プレスリリース本文はこちら

https://www.meijo-u.ac.jp/news/asset/f4de562b3a54774784f1da346d2fc943.pdf

 


 

 

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