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<開催レポート>科研費についての意見交換会を開催しました(2024/7/30)

公開日時:2024.08.02
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2024年7月30日(火)に文部科学省 研究振興局学術研究推進課長の田畑磨氏が本学を訪問し、科学研究費補助金(科研費)の動向等について、午前と午後の二度にわたって意見交換会を開催しました。

 

午前は小原章裕学長を始めとする本学の幹部教職員と懇談しました。本学からは科研費の申請および獲得状況を説明するとともに、申請数の増加を目指したさまざまな取り組みについて紹介しました。これに対して田畑課長からは「教育・研究・社会貢献という大学の基本的責務のなかで、本学はどのようなエフォートバランスであるか」や「研究費の充足状況」についての質問が出されました。また、本学の科研費功労賞を始めとした独自の取り組みについては『大変すばらしい。担当部署のスタッフにも(こういった取り組みが行われていることを)伝えたい』との発言がありました。

 

午後からは、副学長4名をはじめ、科研費功労賞の受賞者や科研費業務に関連が深い教職員に声がけをして集まった約20名が参加して、田畑課長との意見交換会を開催しました。

 

初めに田畑課長から科研費制度の動向についての解説があり、国際的研究や若手研究を重視する方針が説明されました。これを受けて、本学の教員からは、円安の進行などにより現状の研究費では世界と戦うのは難しい実情であることを踏まえ、研究費の増額を望む声が複数出されました。また、高額機器の共同利用や若手研究者の育成につながる支援メニューの設定について意見が交わされるなど、全体で1時間という短い時間にもかかわらず、密度の高い意見交換会となりました。

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