研究活動ニュース
理工学部応用科学科の丸山 隆浩 教授らの研究グループは、直径0.8 nm以下の単層カーボンナノチューブ内部に一次元カーボンチェーン(SWCNT)を高収率で内包・形成する手法を確立し、その成果を 2025年8月に Chemical Physics Letters に発表しました。カーボンチェーンは理論上「最も硬い物質」とされ、鎖長に応じてバンドギャップが変化するなど特異な電気・機械特性が期待されます。一方で、カーボンチェーンは単独では大気中で不安定なため、SWCNT内包体としての構造および電子状態を非破壊・元素選択的に検証する高度計測が不可欠でした。そこで、NanoTerasuの軟X線吸収微細構(XAFS)を活用し、カーボンチェーンの電子状態解明に取り組みました。
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<レポート><レポート>カーボンチェーンの電子状態の解明に「NanoTerasu」を利用(2025/10/31)







