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<プレスリリース>関西大学、福井大学、名城大学、アークエッジ・スペースが 電源温度管理の新手法など複数エネルギー技術を搭載した 超小型衛星「DENDEN-01」を共同開発 ~ 今秋に国際宇宙ステーションから放出予定 ~ (理工学部・宮田喜久子)

公開日時:2024.06.25
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関西大学、福井大学、名城大学、アークエッジ・スペースが電源温度管理の新手法など複数エネルギー技術を搭載した超小型衛星「DENDEN-01」を共同開発
~ 今秋に国際宇宙ステーションから放出予定 ~

 

関西大学化学生命工学部の山縣雅紀 准教授、福井大学産学官連携本部の青柳賢英 特命准教授、名城大学理工学部の宮田喜久子 准教授、株式会社アークエッジ・スペースらの共同研究グループで開発する 10 × 10 × 10 cm(1Uサイズ)の超小型人工衛星「DENDEN-01」が完成し、2024 年 6 月 4 日に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターへの引き渡しが完了しました。

 

<本件のポイント>
・関西大学、福井大学、名城大学、アークエッジ・スペースが共同で開発した革新的エネルギー技術実証衛星「DENDEN-01」が完成し、JAXA への引き渡しが完了
・固-固相転移型潜熱蓄熱材を活用した超小型人工衛星の電源温度管理手法など今後の超小型衛星の高性能化に貢献するさまざまなエネルギー技術の軌道上実証を行う
・今秋にアメリカより打ち上げ、その後国際宇宙ステーションから宇宙空間へ放出

 

超小型人工衛星は電力や質量、サイズの制限があり、また熱容量も小さいため、宇宙空間の急激な温度変化の影響を受けやすく、安定した電力供給に課題がありました。本衛星では、温度が変化すると物質の結晶状態が変化し、この過程で熱を吸収または放出することができる「固-固相転移型潜熱蓄熱材(SSPCM)」を活用した電源温度安定化装置をはじめ、今後の超小型衛星開発に貢献する複数のエネルギー技術および高負荷ミッションの軌道上実証を行います。

 


 

プレスリリース本文はこちら

https://www.meijo-u.ac.jp/news/asset/5398cb6c8fac56a0d8feb567828b432e.pdf

 


 

 

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