>ホーム

>大学サイト

研究活動ニュース

  • ホーム
  • 研究活動ニュース
  • <ニュース>理工学部・材料機能工学科の竹内哲也教授が科研費・基盤研究(S)に採択されました

<ニュース>理工学部・材料機能工学科の竹内哲也教授が科研費・基盤研究(S)に採択されました

公開日時:2023.04.19
共有: facebook


理工学部・材料機能工学科の竹内哲也教授が、日本学術振興会 令和5(2023)年度科学研究費補助金 基盤研究(S)に採択されました。

 

科学研究費補助金(科研費)は、人文学・社会科学から自然科学までのすべての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究(研究者の自由な発想に基づく研究)」を格段に発展させることを目的とする「競争的研究費」です。ピアレビュー(同業者(peer)が審査すること(review)を意味する。科研費においては、学術研究の場で切磋琢磨し「知の創造」の最前線を知る研究者が審査、評価するシステムを指す。)による審査を経て、独創的・先駆的な研究に対して助成されるという特徴があります。

 

なかでも、基盤研究(S)は、独創的・先駆的な研究を格段に発展させるために設けられている研究種目で、研究期間は原則として5年間、研究費の申請総額は5,000万円以上2億円以下とされており、毎年全学術分野から厳選された80課題程度が採択されます。今年度は本課題を含めて70課題が採択され、本課題には2023年度から5年間でおよそ1億5000万円が直接経費として助成されます。

 

採択された課題は「ワイドギャップ半導体における不純物ドーピング伝導制御からの脱却」です。ワイドギャップ半導体とは、従来の半導体材料よりもはるかに高い電圧・周波数・温度で動作が可能なデバイスを可能にし、次世代デバイスの有力な候補の1つとされています。そのワイドギャップ半導体において、従来の不純物のイオン化エネルギーに依存しない「分極ドーピング」と「トンネル接合」によって新規伝導制御手法を体系化し、最終的にはこの2つの新規手法を統合して、さまざまな次世代ワイドギャップ光デバイスを実証し、ワイドギャップ半導体における電気伝導制御の新たなスタンダードを構築することを目的としています。

 

本学からは、同学科の上山智教授、岩谷素顕教授、田中崇之准教授、今井大地准教授が研究分担者として参加しています。

 

今後の研究の展開にご期待ください。

関連リンク

researchmap
https://researchmap.jp/read0150146

 

科学研究費助成事業データベース
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23H05460/

 

[ 過去のニュース ]

産官学連携のお問い合わせ