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- <イベントレポート>経済学部・太田志乃准教授が『Meet up Chubu vol57 モビリティ with Map-NAGOYA』に登壇しました(2025/2/13)
<イベントレポート>経済学部・太田志乃准教授が『Meet up Chubu vol57 モビリティ with Map-NAGOYA』に登壇しました(2025/2/13)
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『Meet up Chubu*1 vol57 モビリティ with Map-NAGOYA』が、2025年2月13日にナゴヤ・イノベーターズ・ガレージ(名古屋市中区)で開催され、本学からは太田 志乃准教授(経済学部・産業社会学科)が登壇しました。『Map-NAGOYA(モビリティ アクセスポイントナゴヤ)』は、モビリティ関係の新技術や研究テーマを広く発信し産学官交流やマッチングを加速することを目的に、一般社団法人中部経済連合会が2022年に立ち上げたプロジェクトです。
9名の登壇者のうち5番目に登壇した太田准教授は「地域や企業の取り組みにみるモビリティのあり方」をテーマに講演しました。会場には50名ほどの聴講者が集まり、講演の模様はオンラインでも配信されました。
太田准教授は、人文系の研究者としての立場から、自動車単独でなく、「ヒトの移動に貢献する移動体としてのモビリティ」に注目して、国内地域におけるモビリティマネジメントの研究を進めていると述べました。
研究例として、愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの取り組み事例や、静岡県焼津市の低速電動カートを使った移動サービス「つなモビ」を、名城大学の学生が体験した事例を紹介されました。「つなモビ」では移動だけではなく、人々が交流する場、交流のための移動手段といった観点が組み合わされた結果、街が盛り上がりつつあると述べました。
続いて、人口減少・高齢化が進む地域の幹線でなく、支線に導入されているモビリティに注目して調査していると述べました。最後に、地域が抱えるモビリティ課題は、地域行政によるモビリティマネジメントが必要であり、課題の抽出には、地域住民、地域行政、大学が一緒になって取り組むべきだと話し、講演を終えました。太田准教授は、プログラムが終了した後も、参加者と名刺交換しながら、交流を深めました。また、事業会社からの個別相談に対応していました。
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*1 Meet up Chubu