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<開催レポート>「採択を勝ち取る!科研費獲得セミナー」を開催しました(2026/07/17)

公開日時:2026.09.01
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2026年7月17日(金)、天白キャンパスのタワー75の15階レセプションホールおよびZoom配信によるハイブリッド形式にて、「採択を勝ち取る!科研費獲得セミナー」を開催しました。当日は多くの教員が会場およびオンラインで参加し、科研費獲得に向けた具体的な申請戦略や研究計画調書の作成方法について、熱心に耳を傾けました。

 

本セミナーでは、講師として2026年4月に着任した学術研究支援センター 産官学連携領域長の佐宗 章弘(さそう あきひろ)氏(名古屋大学前副総長)が登壇。「科研費はタイトルで決まる」と題し、自身の豊富な採択実績と審査委員としての経験に基づいて、審査員の視点を意識した研究計画調書作成のポイントを分かりやすく解説しました。
 
 

講演:科研費はタイトルで決まる

佐宗氏は、科研費を「未来の研究と学生の活動機会を広げるための重要な投資」であると強調しました。また、本学における採択率や申請率の現状に触れ、学部によっては約半数の構成員が応募していないことを指摘。教員自身の研究の発展や学生のチャンス拡大のためにも、科研費への積極的な挑戦を呼びかけました。
 
講演では、採択率を高めるための「計画調書作成における5つのポイント」が具体的に示されました。
1. 構想は早い段階から着手する: 普段から構想を温め、余裕を持って骨子を練り上げること。
2. “Engaged”な状態(ワクワクした気持ち)で執筆する: 執筆者が楽しんで書くことで、熱意が伝わる魅力的な内容にすること。
3. 評定基準をすべて網羅する: 審査項目に対応する文章を漏れなく記述し、審査員が評価しやすい構成にすること。
4. タイトルを最重要視する: 研究の重要性・独創性・優位性を一目で伝えるタイトルを考案すること。
5. 「概要」で審査員の心を掴む: 最初の十行ほどの概要(要約)で評価の印象がほぼ決まるため、全力を注ぐこと。

さらに、図の作成においては上手さよりも「伝えたい熱意」を重視して自作することや、生成AIの活用は文章のブラッシュアップに限定し、独自のアイデアを自身のロジックで書くことなど、実践的なアドバイスが送られました。
最後に、審査の際に実績確認に用いられる「researchmap」を最新の状態に更新することや、学内アドバイザー制度・URAによる申請書確認を積極的に活用するよう呼びかけました。
 

 
 

参加者の声

参加者を対象としたアンケートでは、セミナーの満足度について「とても満足」「やや満足」との回答が合わせて98%となり、高い評価でした。また、「具体例をもとにした説明が分かりやすく、申請書作成のポイントや図の取り入れ方など、すぐに活用できるアドバイスが参考になった」「限られた時間の中で要点がコンパクトにまとめられていた」といった声が寄せられました。今後の科研費セミナーで取り上げてほしいテーマについても多数の意見が寄せられ、参加者の関心の高さと今後の開催への期待がうかがえました。
 
今回のセミナーは、科研費申請に向けた具体的な知識やノウハウを得る機会として、盛況のうちに終了しました。今回得られた知見を今後の科研費申請に活かしていただくとともに、引き続き研究者の皆様の研究活動と科研費申請を支援してまいります。
 

 
 

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