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- <開催レポート>カーボンニュートラル研究推進機構 第10回学内研究交流会を開催(2026/03/04)
名城大学カーボンニュートラル研究推進機構は、2026年3月4日(水)、天白キャンパス研究実験棟Ⅲ Innovation hubにおいて、第10回学内研究交流会を開催しました。
当日は、研究交流に関心のある教員など32名が参加しました。
本交流会は、学内の全教員を対象として実施され、口頭発表およびポスター発表を通じて多様な研究成果が共有されました。参加者は研究分野や学部の枠を越えて活発な意見交換を行い、相互理解を深めるとともに、新たな研究連携の可能性を探る有意義な機会となりました。で開催しました。当日はコアメンバーや研究交流に関心のある教員など25名が参加しました。
はじめに
大野 栄治 機構長(副学長・都市情報学部・都市情報学科)より開会のあいさつがありました。大野機構長は、「カーボンニュートラルの実現にはほぼすべての研究分野が関わっており、新たなイノベーション創出のためには分野横断的な連携が不可欠である」と述べました。また、社会に新しい技術を浸透させるためには人々の行動や意識の変化も重要であり、他分野の知見の活用への期待を示しました。
FS共同研究報告
続いて、2024年度に実施されたフィジビリティスタディ共同研究(FS共同研究)について、研究代表者より成果報告が行われました。
「疑似天然アルカロイドライブラリを用いた新規抗菌活性化合物シーズの探索」
【環境】 坂井 健男 教授(薬学部・薬学科)・輪島 丈明 准教授(薬学部・薬学科)
本研究では、活性を有するアルカロイド天然物の人工合成を目指した取り組みが紹介されました。テトラシアのシクロペンタジエニドを用いた新規化合物の合成と抗菌活性評価を進めた結果、「TCCP」と呼ばれる化合物が良好な活性を示し、特にグラム陽性菌に対して有効であることが確認されました。今後は構造改良や生体内評価を進め、研究成果の論文化を目指すとしています。
また、同一学部内であっても分野の違いにより共同研究には心理的・実務的な障壁が存在する中で、本事業への採択と研究費支援が新たな連携を進める大きな後押しとなったことに対し、謝意が示されました。
CNロゴの紹介
菅沼 睦美 URAより、菅沼睦美URAより、メンバーの投票によって選ばれたロゴについて説明がありました。本ロゴはCN研究機構の象徴として、今後の広報活動や各種取り組みに幅広く活用されることで認知度向上と活動のさらなる発展につながることが期待されており、積極的に活用してほしいとの呼びかけがありました。
研究紹介
2名の研究者による口頭発表が行われました。
林 義明 教授(農学部・附属農場)は、畜産分野における環境負荷低減に向けたエコフィードの活用について発表しました。食品副産物や昆虫を飼料として利用することで、資源循環と畜産物の付加価値向上を図る研究内容が紹介され、温室効果ガス排出量の低減効果について実験結果を交えて説明しました。
髙比良 宗一 助教(情報工学部・情報工学科)は、量子コンピュータの基礎理論や技術動向について解説しました。量子並列性を活用した計算の特長や、量子アルゴリズムに関する自身の研究、さらに量子通信など関連分野への取り組みについて紹介し、今後の情報処理技術における重要性を示しました。
ポスター発表
ポスターセッションでは12件の発表が行われ、参加者同士で活発な議論や意見交換が行われました。
発表の合間には、お茶やお菓子を囲みながら和やかな雰囲気の中で交流が深まり、分野横断的なネットワーク形成の場となりました。

さいごに
吉永 美香 教授(環境グループリーダー・理工学部・建築学科)より閉会のあいさつがありました。吉永教授は、「第10回となる今回は新たにポスターセッションを導入し、研究交流のさらなる活性化が期待される」と述べました。また、参加者の多様性が広がり、情報工学部や外国語学部からの参加があった点を評価し、今後も継続的な交流を通じて研究成果の創出につなげていきたいとの意向が示されました。
以上をもって、本交流会は盛会のうちに終了しました。次回もみなさまの参加をお待ちしています!















