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- <イベントレポート>「nano tech2026」に出展しました(2026/1/30)
2026年1月28日(水)から1月30日(金)までの3日間、東京ビッグサイトにて「nano tech 2026 第25回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」が開催され、愛知県の「知の拠点あいち重点研究プロジェクト(科学技術交流財団)」が出展しました。
本学からは、同出展ブース内において、理工学部交通機械工学科の仙場 淳彦准教授が、「知の拠点あいち重点研究プロジェクトV期」に採択され、研究開発中のテーマ「伸縮性と形状記憶性を有する多機能複合素材の医療機器への応用研究開発」について、パネル展示およびブース内ピッチ(1月30日)を実施しました。
「伸縮性と形状記憶性を有する多機能複合素材の医療機器への応用研究開発」

仙場准教授(研究リーダー)は、形状記憶合金(SMA)と繊維強化樹脂(FRP)を組み合わせ、従来にない伸縮性・曲げ変形性を備えたプレート素材の開発を進めています。事業化リーダーは番 靖博(豊光産業株式会社)が務め、株式会社吉見製作所、株式会社豊栄工業、藤田医科大学、あいち産業科学技術総合センターと連携して取り組んでいます。
技術の特徴は、プレート素材に特殊穴などのパターンを施すことで応力集中を緩和し、縦横に大きく伸縮しつつ、力を除けば元に戻る挙動を実現する点にあります。
応用例として、サポーターでは“面”で曲げ伸ばしを支え、血管拡張用ステントでは拡張時に別方向へ縮みにくく、対象範囲のずれを抑えることが期待されています。
本プロジェクトでは、医療関係者とともに具体的なニーズを選定し、加工・試験・評価、最適化、プロトタイピングを経て、医療現場での実証へと進めていきます。
また、愛知県(ひいては日本全体)の医療関連産業が抱える欧米依存、ならびにモノづくり産業における自動車産業依存といった課題に対し、成長分野である医療機器ソリューションを「Made in AICHI」として展開することを目指しています。
ブース内ピッチ

仙場准教授が、ピッチ形式で研究内容を紹介しました。ピッチ後には来場者から活発な質問が寄せられ、当初想定していた用途にとどまらず、別分野での応用可能性や実装時の課題についても議論が広がりました。
多様な視点から具体的な示唆やフィードバックを得ることができ、今後の研究開発および社会実装・事業化を検討するうえで、有意義な機会となりました。
本学は、今後も産官学の連携を通じて、研究成果の社会実装に向けた取り組みを行ってまいります。







