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<開催レポート>おかしん・名城大学合同セミナー「カーボンニュートラル達成に向けた第一歩」を開催(2023/3/1)

公開日時:2023.03.06
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名城大学は、2023年3月1日(水)に「おかしん・名城大学合同セミナー『カーボンニュートラル達成に向けた第一歩』」を、岡崎信用金庫本店(愛知県岡崎市菅生町)で共催しました。

 

愛知県の西三河地域は、大手自動車企業を核に数多くの企業が集積しており、まさに日本のモノづくり産業の中心地です。視点を変えれば、西三河地域は、いわゆる「100年に1度の大変革」の影響を最も強く受ける地域であるともいえます。当セミナーでは、この大変革の主要キーワードである「カーボンニュートラル」を切り口に、地域のモノづくり企業、なかでも中小企業がどのようにこの課題に取り組めばよいのか、基本的な理念から具体的な対応策までを4名の講師が解説しました。会場の岡崎信用金庫大ホールには、160名の聴衆が詰めかけ満席となりました。

 

 

 

セミナーは4部構成で、第2部に登壇した本学経営学部の東田明教授は、「環境経営のためのマネジメントシステム~カーボンニュートラル実現の課題とは~」をテーマに講演しました。東田教授は、環境経営理念の設定とそれに基づく戦略・計画の立案が必要なこと、また、その実行のためには経営者のリーダーシップが重要なことを説明し、さらに、「カーボンニュートラル」は単なる環境保全活動ではなく、野心的・長期的な目標達成が求められること、長期的な環境負荷削減と短期的な利益獲得はパラドックス(矛盾)の関係になる場合があるが、これを排除したり、また片方のみを選択したりすることなく同時に向き合うことが必要であることなどを指摘しました。参加者は、時にメモを取りながら、東田教授の講演に熱心に聴き入っていました。

 

当セミナーでは、このほかに環境省中部地方環境事務所による施策紹介、炭酸ガス排出量の可視化を支援する企業のサービス紹介、岡崎信用金庫の各種支援業務の説明が行われ、盛況のうちに終了しました。

 

      会場には、本学の立花理事長も聴講に訪れました(左:東田明経営学部教授、右:立花貞司理事長)

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