【デジタルパンフレット】総合研究所30周年記念誌
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630th Anniversaryリーンイノベーション研究拠点形成プロジェクト」が継続中のため、内容の重複が避けられないと判断しました。そのため、グリーンイノベーション研究とのすみ分けをして、ナノカーボン研究センターならびにグリーンイノベーション研究のメンバーであった丸山隆浩教授を代表として、基礎研究を重点に置いて新規ナノ材料の開発を目指す「新規ナノ材料の開拓と創製による名城大ブランド構築プログラム」で申請し、支援対象に選定されました。これらの大型外部資金獲得には事務方との連携が不可欠で、この時は、文部科学省からの情報収集や申請書の作成、さまざまな交渉において学術研究支援センターの古幡昭英課長に大変お世話になりました。平成 28 年度の「青色 LED を起点とした新規光デバイス開発による名城大ブランド構築プログラム」に続く2 年連続の選定で、同プログラムに 2 年連続で選定されたのは東海地区では本学のみ、全国でも 6 大学だけでした。私立大学研究ブランディング事業で選定されて設立された「光デバイス研究センター」および「ナノマテリアル研究センター」は、大学領域指定研究センターとして本学の研究のツインブランドを構築して世界の材料科学研究に貢献しているのはご存じの通りです。ところで、文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業」は、東京医科大研究ブランディング事業に関連する汚職事件が発生して、平成 30 年度をもって事業が打ち切られ、本学に対する支援も当初の予定より早く終了しました。この影響で、若手研究者の人件費を想定していた大学は大きな打撃を受けたようです。一方本学ではありがたいことに、補助事業終了後も、本学のブランディング向上に資することを目的に、このプロジェクトを新たに名城大学独自の研究ブランディング事業として継続しています。総合研究所のナノカーボン研究センターを基盤にした「グリーンイノベーション研究拠点形成プロジェクト」ですが、「ナノカーボン材料を用いたグリーンテクノロジー」と「プラズマ技術を用いたグリーンテクノロジー」との 2つの研究テーマを相乗効果が出るように遂行することで、大きな成果を得ることができました。その後、プラズマ技術を用いたグリーンテクノロジーからは、伊藤昌文教授が「プラズマバイオ科学技術研究センター」へと発展させ、プラズマバイオ・農業分野で活躍しています。また、内田儀一郎教授は、リチウムイオン電池研究をさらに深化・発展させるための大学領域指定研究センターの 1 つである「次世代バッテリーマテリアル研究センター」を設立し、リチウムイオン電池関連の研究をさらに推進しています。現在、大学領域指定研究センターには災害科学分野を軸に東北大学との連携研究を推進する自然災害リスク軽減研究センターや女子駅伝部をはじめとする本学のアスリートを科学的に支援している健康・スポーツ医科学研究センターが加わり、常時 10 以上の研究センターとカーボンニュートラル研究推進機構が総合研究所の傘下で研究活動を推進しているということで、これからの益々の活躍を期待しています。学術フロンティア推進事業やハイテク・リサーチ ・ センター整備事業および総合研究所 ・ 研究センター推進事業など競争的資金で採択された事業で長年使われてきた天白 13 号館ですが、研究実験棟建築工事の実施計画において取り壊しがなくなりました。以前から天白キャンパスにおける全学で使用できる研究施設の設立の要望もあり、天白 13 号館施設全体と中の設備・装置について、全学の共同利用施設として活用できるよう検討を行いました。そこで分かったことは、プロジェクト終了後の後始末の問題です。補助金で購入した機器類をどうするか? プロジェクト終了後も引き続き利用したい装置があっても、保管する場所がない。維持管理・廃棄費用の拠出が難しい等々です。学内で共同利用できる分析センターを作って、そこに補助金で購入した主要な大型機器を集約し、維持管理ができるよう人と予算をつけてくれるようお願いしてきましたが、なかなか実現は難しいようです。最後に、総合研究所はタワー 75 の学術研究支援センターに間借りしており、当時の学術研究支援センター長であった薬学部の原田健一教授には大変お世話になりました。また、当時の学術研究支援センター・総合研究所の大武貞光部長、古幡昭英課長、谷山由香利さん、加藤理華子さんには、多くの助けをいただき、私が所長としての業務を行えたのは皆さんのおかげです。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

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